クレヨン

濃いめのグリーンと落ちついた黄色のデザインの箱にはいったクレヨラのクレヨンが、いかにアメリカ人にとって親しまれた存在かは、あらゆるところで知らされる。

たとえば「Quin・tessence」というモノの真髄、本質をニューヨーカーが個人の体験からユーモアっぽく書いた本のなかにも出てくる。クレヨンの格好をしたチューインガムがあるが、これもクレヨラがモデルである。アイデンティティーがそれほどまでに確立している証拠なのであろう。

クレョンは安いものではなかったので、子供のころ僕の持っていた日本製のセットは本数の多いものではなく、品質も決して満足できるものではなかった。見たところクレヨラは透明っぽい感じがして、僕が使い慣れている日本のものはパステルに近い感じがした。使ってみて分かったのはクレヨラが折れにくいことだったが、あまりにも固くて紙にのった色が薄いので気に入ってはいなかった。クレヨンの匂いもアメリカの匂いで日本のものと明らかに違っていた。

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