定規

プラスチックの成型された定規もアメリカを教えてくれたものの1つであった。その当時の使いなれた日本のものは、竹製で精密に細い日盛が削りこんであり、赤い点が単位を小していた。アメリカ製の定規はH盛と数字が浮彫りになっていて、その上が白く塗られていて目盛の一本一本の線が太い。そのおおまかに、ヘビーデューティーにつくられていたのにはf供心にも力強さが感じられた。目盛の間に三つ細長い穴があいているのが不思議だったが、後に、これは三穴バインダーに人れておくためだと分かった。もつともこの定規はインチ差しであったので使えなかったが。

木製の定規を手にしたのもこの時が初めてだった。竹の自然なカーブを利用したのと違って、H盛がきざんである面がきれいに削り落とされたみたいに傾斜していて、現代的で強い印象を与える。おまけに目盛のあるエッジには真鎗の薄い板が埋め込んであり合理性を教えてくれた。ナイフで紙を切るときにエッジをいためないためと、ペンなど先端にインクが出やすいもので線をひいたときに、にじまないようになっているのだ。

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